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さすがにマチネでは、お年を召した方が多い 客席でした。 いい年をした男性が、 昼間っからプラプラ芝居など 観に来ているとちょっと肩身か狭い感じが しました。 それから、つか芝居を観に来た、というより、 藤山直美を観に来た、と云う方が多いのかも しれません。 |
芝居は、なんと3時間の長丁場でした。 マチネと夜公演とでは、 内容がちょっと違うのかもしれません。 芝居はと云うと、つか芝居は、ふつう、 つか色一色の舞台になるものですが、 主演が藤山直美 西岡徳馬だと、 ベテランの味と云うのでしょうか、 余りつか色が前面に出ない芝居でした。 |
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藤山直美の存在感は、さすがと云えましょう。 こう言っては直美さんに失礼ですが、 だんだんきれいに見えてくるのですから、 不思議なものです。 劇中劇に大岡越前に扮する春田純一も 久しぶりですが、キレた感じが健在で、 良かったです。 最後に、 「モンテカルロ」の若林ケンさんではないですが、 つかさんは、また新しい歌手を連れてきて、 ステージに上げていました。 彼がまた歌が上手くて、ラストシーン、 遂に白無垢姿の藤山直美扮する レイ子が登場する真っ白なシーンで、 生歌で「アダモ」を歌うものですから、 思わずジーンと来てしまいました。 今回も、胸を熱くしながら、 劇場を去る事が出来ました。 |