シルヴィ・ギエム・オン・ステージII
さすがは、100年に1人のプリマと賞されるギエム。
バレエなど全く観たことがなかったズブの素人でも、
その迫力は感じる事が出来ました。
ギエムが踊ったのは2題。
最初は「立方根」と題されているもの。
舞台の中心に、ほぼ等身大のキュービックのオブジェが置かれ、
それにギエムたった一人が絡みつく様にして踊ります。
20m四方はあろうかと云う舞台に、たった2m角程度の空間の中だけで
しか踊る事を許されないギエム。
その行き場を失ったパワーが、圧縮され発熱しているかのような、
とてつもない輝きと存在感でした。
つぎは、いわずと知れた「ボレロ」です。
今回の来日では、マスコミでもかなり取り上げられていました。
これは、ギエムの手の動きに眼を見張りました。
彼女の手が切り裂く空気の音が、3階の席まで聞こえてくるのでは、
と思われる様な動きでした。
感動のバレエ初体験でした。
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