第三舞台

ワークショップ発表会


出演:上野可奈子、大内めぐみ、高橋拓自
於:早稲田どらま館


お宮さん

これが今年の納めの舞台です。

地下鉄東西線の早稲田駅を降りて
どらま館を目指して早大方面へ歩いて行くと、
何やら参道がライトアップされて露店が出ている
神社が有りました。
行ってみると、何かお札を配っている様です。
露店には占いやら、縁起物やら、焼きそば、タコ焼き。
世間は本当に年の瀬です。

さて、その神社を交差点の左手に見ながら
ちょっと細め路地を右に入るとどらま館の
看板が見えてきます。

もう大学生も少ないせいか、この界隈のお店の閉まる時間も
ちょっと早い様で、19時まで、
と看板のある隣の喫茶店も店じまいの最中でした。

どらま館は、一杯に入っても100人ぐらいの
小さい芝居小屋です。
この日も、このホール一杯にお客です。
客層はとても若くて、相変わらず若者への第三舞台の
人気の高さがうかがえます。
どらま館看板
どらま館入り口 さて、英国留学から帰国した鴻上尚史
帰国第1作に向けて、どんな新人を選んでいるのか
興味津々です。

この回のステージでは、女性2人に男性1人、
上野可奈子、大内めぐみ、高橋拓自の3人の
それぞれ30分弱1人芝居です。

女性の内の一人は、なかなか存在感もあって、
なおかつ芝居も巧い人でした。結構いけそうです。
男性は、ちょっと筧利夫を思わせる、ラジカルな感じです。
やはり劇団が好む役者は、似てくる様ですね。

北区つかの様な強烈な印象を持った新人、とはゆきませんが、 彼らを使った次の本公演がなかなか楽しみです。

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