ミッシェル・カミロ&トマティート

Jazz meets Flamenco

出演:ミッシェル・カミロ(ピアノ)、トマティート(ギター)

旧ブルーノート跡地 新装開店してから初めてのブルーノートとなります。

昔の場所はどうなっているのかな、と思っていたら、
現在工事中でした。(左photo)
この跡地はいったい何が出来るのでしょうか?

新店は、表参道から歩くと、
骨董通りのかなり奥になります。

すぐ近くには、岡本太郎記念美術館もあります。(右photo)
余談でしが、ここのケーキが美味しいらしいです。

さて、ブルーノート新店のライブスペースですが、 旧店に比べて随分広くなってしまいました。
ざっと3倍弱、と云った所でしょうか。

これまでなら、とにかく店内にもぐり込みさえ出来れば、
良質のライブが楽しめる感じでしたが、
新店では、出来るだけ早く来て、
良い場所をキープする必要がありそうです。

岡本太郎美術館
ブルーノート あの超絶パワフルなラテンピアノのカミロと、
パコ・デ・ルシアに次ぐと云われるフラメンコギター
の共演と聞けば、
つまらなかろうはずは無い、と出かけましたが、
期待に違わず、熱いライブでした。

曲は、ラテンジャズとフラメンコからほぼ交互になる様
選曲されていました。

ピアノとアコースティックギターのデュオでは、
音量的にも、どうしてもギターがおされてがちになるものですが、
しかし、トマティートもフラメンコギターの雄、
負けてはいません。
カミロのピアノ相手に、これだけ互角に渡り合えるアコギは
そうそう居るものでは無いと思います。
それにしても、フラメンコギターのバッキングに回った時の
リズムカッティングのカッコ良さといったら有りません。
伴奏部隊としてもフラメンコギターの歴史の、面目躍如といえましょう。

そのリズムに乗って、カミロは弾きまくります。
そのフレーズは機関銃の様です。
何とも熱いインタープレイでした。

そしてラストナンバーは、あの「スペイン」。
インターネットで予定されている演奏曲が
紹介されていましたが、これが聞きたいが為に、
わざわざ1stステージに来た様なものです。

なんと云っても歴史的なこの名曲。
そして、その名曲に名前負けしない、
素晴らしいプレイでした。

本当に大満足!
新装開店ブルーノート

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