第6回

仙台 陽春能


高砂 シテ 観世清和
狂言 山本東次郎
仕舞 3番
羽衣 シテ 梅若六郎


看板
仙台ではじめての能舞台。
実は、山本東次郎さんの狂言は、
なんだか体質にあわなくって(東次郎ファンの方、ごめんなさい)
どうしようかと迷ったのですが。
仕舞もあって、観に行きました。
お能は、おめでたい有名な2題目、

まず高砂は、まあ、結婚式なんかで良く耳にする訳ですが、
やはり、プロの地謡は素晴らしい。
気合いの入り方が違います。
私、お能を観に行く半分以上の目的は
地謡を聞くためです。

羽衣は、まさしく能の醍醐味。
エンディングの舞では、
あのシンプルな舞台装置の中で、
天女が富士の甍に消えてゆくさまが、
まざまざと見える感じがしました。

真のリアリティとは、人のイマジネーションの中にこそ
存在するものだと、実感した次第でした。
電力ホール入り口

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